諏訪旅行の帰り道で「急がば回れ」という体験をした
どうもリョウです。
別記事にも書いた諏訪旅行の帰り。
「急がば回れ」を身に染みて学んだので、戒めとして記録しておきます。
急がば回れの意味
辞書には、「回り道であっても、きちんとした手順を踏んだ道を通った方が、近道をするより早く目的地に到達できる」といった意味で載っていますよね。
しかし、ことわざ本来の由来からすると、これだと正解とはちょっと違うようです。
「急がば回れ」とは、元は『宗長』という室町時代の連歌師が歌った「もののふの矢橋の船は速けれど急がば回れ瀬田の長橋」に出てくる言葉だそうです。
この歌を読むと実は、「船で渡った方が早い」と言っているんですよね。
なので時間だけを見たら、最短ルートが一番早いというのが正しいみたいです。
言葉の意味合いとしては、「リスクを背負ってまで近道をするよりも、堅実な道を行った方が安全かつ得られるものも多い」といったところでしょうか。
話は逸れますが、野球のイチロー選手もインタビューで「遠回りすることが一番近道」と話していたことを思い出しました。
高速道路の急がば回れ体験
予定では行きと同様、下道を使って帰るつもりだったのですが、スタートした途端に気が変わって、高速道路に入りました。
疲れと、若干の眠気から、少しでも早く帰りたいと感じたんですね。
高速に入ったまでは良かったのですが、最初の分岐でまさかのミス。
目的とは逆方向に進んでしまいましたw
アレ、進むべき道は分かってるはずなのに、標識で地名を見たらうっかり間違えてしまうことってありませんか??(少なくとも僕は2,3回は間違えたことあります……)
ナビはグーグルマップのナビを使用
ちなみに車にカーナビが無いので、スマホのグーグルマップに付いてるナビ機能を利用してました。
「反対方向に来たっぽいけど、すぐに下りて入り直せば良いか」とか思いながらとりあえず直進します。
ナビを見ると、そのまま進んでも別ルートが存在して、距離も同じくらい。
来た道を戻るのは止めて、分岐まで進むことにしました。
ここで致命的勘違いをしていたんですよね。
ナビ上で青く塗られた道を、高速道路と思い込んでました……実際は下道なのにw
だから、いくら進んでも分岐が出てくるはずがありません。
ふと他県の地名がペイントされた標識が目に入りました。
ようやく分岐が現れた頃には、本来のルートとはかけ離れた位置にいましたw
スピードが乗ってると周りが見えないものです(すっとぼけ)。
そのまま進み続けても、自分の住んでる家とは真逆の方向へ行ってしまうので、ついには高速を下りて、下道を使って帰りました。
結局、遠回りになった上に無駄な高速料金が掛かってしまいました。
「グーグルマップ使えねえな」と思いましたが、それは自分の間違いが原因で、視覚にばかり頼っていたからです。
下道に下りてから冷静にナビを操作すると、音のボリュームがゼロになっていることに気付きました。
これじゃ音声案内が聞こえるわけありませんね(´・ω・`)
教訓
今回のミスは、ナビアプリをぶっつけ本番で使用したことと、先を急ぐ余り冷静な状況判断ができなかったことです。
事前にアプリの試用をしたり、サービスエリア・パーキングエリアで一呼吸おけば、ここまでの難は避けられたはずです。
やっぱり「急がば回れ」。
行きで使って確実に道を知っている下道を選ぶべきでした。
高速道路とは違って細かく修正も効きますしね。
それではまた。